環境・建設委員会(3月17日)での質疑
《地球温暖化対策について》
問)昨年3月に環境確保条例を改正して1年が経過しますが、この間取り組んできた実績については、どのような評価をされているのかお伺いいたします。
答)事業者のCO2削減の目標が改正前の計画書制度よりも相当程度高くなっております。また、家電製品の省エネラベリング制度は、都が他団体に働きかけた結果、現在では22の都道府県の地域で表示が行われており、先鞭的、先駆的な役割を果たしたものと認識しています。
問)業者のCO2排出量排出削減を確実に達成するためには民間事業者の取り組みを促すインセンティブを都としても用意することが必要かと思いますけれども所見をお伺いいたします。
答)18年度には、環境経済政策調査会を設置いたしまして、事業者の取り組みを促進するインセンティブのあり方につきましても、さらに検討してまいります。
問)小規模事業者における地球温暖化対策の推進として4千万円弱が計上されておりますが、これは具体的にはどのような事業展開がなされるのかお伺いいたします。
答)球温暖化対策計画書制度の対象とならない事業者の総CO2排出量は、産業・業務部門の55%になっていることから、対象外の事業者の取り組みも重要であると考え、予算措置を講じております。
問)温暖化対策は、都だけではなく、区市町村と連携することによって、より成果が上がることはいうまでもありませんが、今まで以上に都がリードして対策を進めるべきだと思いますけれども、いかがお考えでしょうか。
答)温暖化対策に関する情報を区市町村と共有するとともに、中小企業向け省エネ研修会の開催などを連携して進めてまいります。
問)都においては、地域協議会に関して、これまでどのような取り組みをされてきたのか。 また、今後の取り組みについてもお聞かせいただきたいと思います。
答)東京商工会議所や業界団体等と連携して、東京都地球温暖化対策推進ネットワークを、地域協議会として設立し、省エネ対策の情報の収集提供や相談事業、先進事例の発表会などを行っております。
問)地球温暖化対策都庁プランでの職員の意識改革はどのように図っていくのかお尋ねします。
答)職員一人一人が取り組むべき省エネ行動のメニューを明記した実行プランを策定しております。
《廃棄物対策について》
問)八王子市では二ツ塚最終処分場の延命化のために、数年前の市長会によって、有料化に向けての意思統一が図られたところでありますが、いまだ未実施の自治体もございます。さらに促進するためには、都としての支援が必要ではないかと考えますが所見をお伺いいたします。答)今後も市町村の有料化を促進し、家庭ごみの発生抑制やリサイクルを進めるため、施策等の調査、分析を行いまして、必要な情報提供や提案を行うなどの支援に努めてまいります。
問)エコセメントの利用拡大に向けた支援をすべきと考えますが、ご見解をお聞かせください。
答)東京都環境物品等調達方針の中で、エコセメントを特に重点的に調達を推進する品目として位置づける方向で検討しているところでございます。
問)多摩地域における不法投棄対策を効果的に進めていくためにも、都が広域的な立場で市町村を支援していくべきだと考えますけれども所見をお伺いいたします。
答)市町村や関係機関との合同による監視パトロールを実施するなど、市町村との連携を強化し、不法投棄対策の充実に努めてまいります。
問)産廃の適正処理を図るための、信頼性の高い処理業者をより多く育成することが重要だと思いますがお考えをお聞かせください。
答)不適正な処理業者に対しましては厳格な行政処分を行うとともに処理状況などの報告を義務づけるなど信頼できる処理業者の育成に努めてまいります。
環境・建設委員会(3月20日)
《市町村土木補助事業について》
問)市町村道は、道路幅員などにおいて道路規格を満たす割合は6割に達せず、極めて整備がおくれている状況下にありますが、その現状についてはどのような認識を持たれているのかお伺いいたします。
答)市町村道は、国道や都道に比べて整備がおくれているため、市町村が補助制度を最大限活用できるよう、財政、技術の両面から積極的に支援を行ってまいります。
問)財政、技術両面からの都の支援は今後、どのような取り組みをされていくのかお伺いいたします。
答)平成18年度は、予算拡大に伴い、補償費や設計にかかわる費用にも補助を行ってまいります。また、定期的な技術情報の発信や設計に関する講習会をこれまで以上に充実してまいります。
問)八王子市では、制定記念事業として、JR高尾駅から武蔵陵に至る遊歩道の整備を計画しているほか、周辺の国道、都道、河川も含め、地域におけるさまざまな事業を検討しております。これらの事業については、国そして都の支援、協力が不可欠となりますけれどもお考えをお伺いいたします。
答)記念事業に対しましては、地元市等と連携をいたしまして、積極的に協力をしてまいります。
問)南浅川の河川利用を踏まえてどのような取り組みを実施していくおつもりかお聞きいたします。
答)平成18年度は、都民が自然に親しめるよう、水辺に近づける新たな階段などを整備してまいります。整備に当たりましては、昭和の日記念事業も念頭に置きまして、地元市と十分連携を図りながら進めてまいります。
問)多摩地域の河川において、これまで浸水予想区域図の作成、公表がどのように行われているのかお伺いいたします。
答)八王子市内を流れます谷地川や川口川など16河川につきましては、新たに18年度に調査、検証を行いまして、その結果を踏まえて、19年度に公表する予定でございます。
環境・建設委員会(9月14日)
《循環型社会への変革について》
問)この度の計画では12年度から比較すると22年度の最終処分量は半減(160万トン)するというような目標になっておりますが、どういった取り組みをしていくのか、お聞きしたいと思います。
答)循環型社会への変革に向けた容器包装廃棄物の発生抑制や廃プラスチック類のリサイクルなどを推進し、最終処分量削減の目標を達成していく決意でございます。
問)区市町村の分別収集コストを明らかにしていくことが大変重要であり、算出方法などについては、東京都がしっかり指導していくことが大切と考えますが所見を伺います。
答)区市町村を対象に廃棄物会計をテーマとした講習会を開催するなど、廃棄物処理コスト算出のための情報提供を行っているところでございます。
問)廃プラスチック類の埋立処分量をゼロにするというような目標を立てておりますけれども、これはどのような方法で実現をされているんでしょうかお伺いいたします。
答)事業系の廃プラスチック類の分別回収を進め、固形燃料化など、産業用エネルギー資源としてのリサイクルを推進してまいります。また、このようなリサイクルに適さない廃プラスチック類は、スーパーエコタウンの施設で廃棄物発電の発電用燃料に有効利用してまいります。
問)モデル事業の中で今後事業系廃プラスチック類のリサイクル、これについてはどのような形で推進されるのかお伺いいたします。
答)区市町村の行っている大規模事業所の一般廃棄物に係る排出指導とも連携を図り、事業所から排出される廃プラスチック類の分別回収を推進していく考えでございます。
問)施設の安全性を、広く区市町村あるいは都民に対して情報提供していく、そんなことが必要だと思うのですがお考えをお聞かせください。
答)区市町村が住民への説明責任を果たせるよう、技術的な情報を提供するなど、積極的に助言を行ってまいります。また、都は、新たな施設の設置に対しましては、地域に立脚し、安全性、信頼性の高い施設となるよう、安全対策、環境対策等について的確に指導を行ってまいります。
問)建設廃棄物などを仮置きと称して長期にわたってそこに置いておく、そんな事例が結構多いのですね。なかなか行政指導ができないといった難点もありますけれども、今後は、こういったところも強い規制が必要になってくると思うのですが。
答)多摩地域におきましては、平成十七年度末時点で二十三件の不適正保管の現場がございます。解体業者等への指導を重ねているところでございます。今後は、新たな不適正保管を未然に防止するため、排出段階での立入検査等の強化を図るととともに、残存する不適正現場の解消に向けて取り組んでまいります。
《水害対策について》
問)一時間五〇ミリの降雨に対応する護岸の整備率はいまだ61%というような中、河川整備を促進していくためにはどのような課題があるのかお尋ねします。
答)河川の拡幅に必要な用地取得に多大な費用がかかるとともに、地権者の理解を得るのに多くの労力と時間を要しております。また、特に、鉄道や幹線道路の交差部におきましては、橋梁のかけかえや水道や電気など、ライフラインの切りかえに多くの調整、時間を要しております。
一刻も早くこの五〇ミリ対策を完了させるべきだと思いますが、整備促進のため現状どのような工夫をされているのかお伺いいたします。
用地取得に当たりましては、きめ細かに説明会や折衝を重ね、地権者の理解と協力を求めるよう努めております。また、工事に当たりましては、公共用地を活用した搬入路の設置などの工夫を行っております。今後もさまざまな工夫を重ねるとともに、国費などの財源確保に努め、河川整備に懸命を尽くしてまいります。
《透水性舗装について》
問)歩道における透水性舗装は、昭和五十八年から実施され20年以上の実績があるにもかかわらず透水性舗装整備率がこのように低いのかお伺いいたします。
答)区部につきましては、車の乗り入れ部等を除きまして、施工可能な箇所はほとんど実施済みでございますが多摩部におきましては、歩道のU字溝等の改修工事にあわせて透水性舗装を施工することとしておりますので、ご指摘のような整備率になっております。
問)車道における透水性舗装についての取り組みをお聞かせいただきたいと思います。
答)雨水浸透によりまして、舗装を支えます地盤の緩みが懸念されますので、大型車交通量の少ない箇所におきまして、平成十二年度から九カ所で試験施工を実施しております。
問)環境に優しい、成熟した都市を目指し、あらゆる機会をとらえて、歩車道を問わず積極的に透水性舗装の推進を図るべきであると思いますが所見をお伺いいたします。
答)今後も都市型水害の軽減や地下水涵養量の増大を図るため、都道の透水性舗装を推進してまいります。
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